2018年08月10日

現代価値論への警鐘=2018/9/22=2019/2/1=2019/12/31

 現代価値論は、すぐれて総体的で包括的な反省を迫る価値を、身体的な情動の構成に委ねてしまう。それは従来の「人間観」、ヒューマニティにラディカルな「思考法の革命」を及ぼしかねない(牧野英二,2013)。もとより科学的知見としての意義を、全面的に否定するものではないが、ともすれば、それがもたらしかねない「人間性」を解体/縮減する知的作業に警鐘を鳴らさんとするものである。こうした基本的立場に立ち、新カント学派の価値哲学を、現代価値論に対置せしめ、その可能性を再考したい。そのさい生の自己解釈を反省的判断力に即し、かつ情動の反省をベースに考える点では共通なディルタイを、現代価値論と新カント学派の中間に位置付け、両者の優劣を吟味する対照項として設定することにする。
 二過程仮説、嫌いなわけではない。直観と反省・・・較認と照会。再構成によって、両義的な意味をもちうるのでは。要検討。
 ヒューマニティということで、さしずめ功利主義的隣人愛ということを考えている。
posted by 9ki1to at 04:00| Comment(0) | 価値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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